羽織とコート

こんにちは。
きもの おお又 くずは店です。
最近、長羽織が流行っていますね。
連続ドラマ小説「ち〇どんど〇」の影響でしょうか?
帯付き姿では肌寒いと感じる時期に、さりげなくはおることで、きもの姿をより優雅に表現する羽織。
丈の長さで印象がかなり変わるので、身長に合わせて長さを決めるのが一番。
反物から仕立てる時は、鏡の前で着姿をイメージして試しつつ、測ってもらいましょう。

道中着や道行コートも、仕立てる時のポイントは同じ。

親御様やご親戚から譲り受けたものを、仕立て直しつつ活用するのも良いですね。
裄や、丈の直し、シミの修正など、メンテナンス(悉皆)の先生に直接相談できる機会があれば、よりベスト。
さて、着用時期ですが、
「コートを着るのは、紅葉が色付き始めた頃で、桜が満開になったら帯付け姿になる」という着こなしの基本ルールがあります。
南北に長い日本の気候に応じて、自由に着用時期が考えられますね。
また今は、単衣の羽織・コートや、薄物やレースの羽織・コートも人気。
季節感を損なわないように注意しながら、気温にあった様々な着こなしを楽しみましょう。

マナーについては、
コートは、外出時に着るもので室内では脱ぎましょう。
羽織は、お茶室以外であれば、室内でも着用OKです。
どちらも脱いだ時には、折りたたんで、風呂敷などに小さくまとめると、品があって綺麗ですね。

今回も「きもの文化検定公式教本」より学びつつ、ご紹介でした。
お読みくださり、ありがとうございます。
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