仁仙 工房見学

こんにちは!
きものおお又 本店です。
11月26日 火曜日に
きものde一日
in
~仁仙 工房見学~
午前10時に京阪電車「祇園四条」の改札前で集合し、タクシーで工房へ向かいました。
到着し、おお又本店チームは先ず始めに“型摺り染め”を見学!
本店、守口店、樟葉店の3店舗同じ日で混雑を避けると言うこともあり、本来の手順ですと
下染め→板ごしらえと地張り→色合わせ→型摺り染め→蒸し/水元/乾燥→幅揃えと整理
の順ですが、当日実際に体験した私(本店)の流れでこちらでは書かせていただきます!

先ず最初に、上記で書かせていただいた「型摺り染め」の作業を見学させていただきました。
「型摺り染め」とは綺麗に下染めされた生地に、型紙と丸刷毛を使って更紗の柄を摺り染めします。
1箇所染める際の型紙は20枚から300枚を超えます。反物1反を染める摺り染めの回数は1,000回以上!
気の遠くなる作業ですね。
型がずれなく型紙を乗せる作業も繊細かつ緻密な作業となり、職人さんの根気や腕が試されます。
今回はそんな中でも職人さんが実践や説明を交えて見学をさせていただきました。

次に向かったのが「下染め」の作業場!
織り上がってきた白生地に、色の深みを出すために柄を染める前に下染めを行う場所となります。
ムラなく均一に生地を染める行程ですが実はかなり難しく、みている限りではシンプルな作業ではあるものの、実はこういった作業がかなり難しいのです。
仕上がりに大きく影響が出てきたりするので、私たち素人からみて難なく染めているその様子は熟練された職人さんだからですね。

また別の階でも型摺り染めの見学をさせていただきました!
この階では色の調合場所なども見せていただけました。
数ある色の中から合った色、狙った色を調合するのも職人さんのセンスと長年培ってきた経験とが必要になって参ります。
今回調合する場面は見ることはなかったのですが、普段使われている場所を見学出来てとても貴重な体験をさせていただきました。


現地で実際に見て学んでいただけたらと存じますので、今回はここまでとさせていただきます。
おお又では「工房見学」や「きものde一日」といったお持ちの着物を着てお出掛けする企画もございますので、是非ともご参加いただけますと幸いです♪
今回工房見学をさせていただきました職人の方々、ご関係者の方々、工房見学へご参加いただけましたお客様!誠にありがとうございました!!
そして一足先に…
1月の「新春フェス&振袖大市」にて、
「仁仙」が出展されます!!
場所 ···
京阪百貨店 守口店 8階の大催事場
お日にち ···
1月16日(木曜日)~21日(火曜日)の6日間
お時間 ···
午前10時~午後19時
(※最終日のみ18時までとなります)
是非この機会に一度、仁川の魅惑的な色、美しく繊細な柄を見にお越しくださいませ!!
大阪市旭区今市1-5-15
TEL:06-6955-2200
きものおお又 本店
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