メンテナンス

・お見積り

お持ち頂いた着物や帯を店頭スタッフが目視での確認・ご要望をヒアリングしてから、お預かりします。その際、お預かり伝票をお渡しします。
着物の種類や確認できる範囲でのシミ、汚れ、お客様からの要望をまとめて、着物は専門機関（悉皆職人）のもとへ送られます。その後、プロの目で検品し、改めて、お見積りいたします。
※シミや汗の付着等は目に見えていない場合でも、後々落としにくい形となって浮き出てきます。
そのため、プロの検品を推奨しています。

・悉皆

悉皆とは、字が示すとおり「ことごとくすべて」という意味です。
「シミ抜き」「洗い張り」はもちろん、「染め替え」から「刺繍直し」「仕立直し」など、着物に関する加工作業のすべてのことを示します。つまり「悉皆職人」とは、着物のお直し・加工に関する職人（プロフェッショナル）のことを言います。
おお又では染色補正技能士という国家資格を持ったエキスパート（悉皆職人）に送り、お預かりした大切な着物を検品・見積もりいたします。
見積もりができた時点で、店頭スタッフよりお客様へ、着物の現状、見積もりをご説明し、そのご要望結果（加工の有無）を再度悉皆職人へ伝えます。
ご要望でメンテナンスを承った場合は、本伝票を作成しメンテナンス作業がスタートします。

・ご納品

承った加工内容でのメンテナンス後、仕上がった着物を悉皆職人が細部まで検品します。
その後、店頭へ到着し、おお又スタッフの目で2度目の検品行い、完了します。
準備が整いましたら、店頭スタッフよりお客様へご連絡いたします。お客様の良いタイミングでご来店いただき、ご納品いたします。